e-Heart

仮想的時空間に細胞の活動を実現する電子教材

It is an electronic teaching material software that reproduces the function of various cells in virtual space time on computer.

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  • 細胞や心臓などの生体現象を数理モデル化したソフトウェア

  • 数理モデルを用いて生体現象を 仮想的にシミュレーションできる

  • 現象の予測が可能になり 動物実験にかかるコスト削減が可能

  • シミュレータを用いた現象の理解が可能

  • 「e-Heart」は、コンピュータ上の仮想時空間において様々な細胞の働きを再現する電子教材ソフトウェアです。例えば、細胞が損傷した際の反応や治療薬を投与した際の変化を再現したり、様々な条件設定で実験することができます。

    現在、ダウンロードページから「e-Heart」の一部のプログラムをダウンロードできます。簡単な実験課題も用意されていますので、ぜひ細胞の反応を試して、まずは「体の働き」の不思議を体感してみてください。

    【DVD版】心筋細胞フィジオーム理解のための電子教科書“e-Heart”が出版されました。
    ご購入は丸善 KNOWLEDGE WORKERのサイトで行えます。

細胞モデルとは

  • 動画1:心臓ペースメーカー細胞

    心臓のペースメーカー細胞です。これは心臓のリズムを司るペースメーカー領域にある細胞で、単離してたった一つの細胞になってもひとりでに活動を繰り返します。

  • 動画2:心臓ペースメーカー細胞

    ペースメーカー領域から刺激を受け取って収縮し、心臓から血液を送り出すための力を発生する心室の筋肉細胞を単離したものです。この動画の細胞は、実験的に電気刺激を受けて収縮しています。

このような働きを再現できる細胞モデルをコンピュータ上の仮想時空間に作り出し、これを使って病気の成り立ちや、治療薬の効果が現れる仕組みを解き明かす研究が世界で行われ始めています。仮想細胞モデルはこれまで積み上げられた科学的研究成果をコンピュータ技術でまとめ上げたものです。

  • Contents:

    20回分の実習課題セットフォルダと目次簡単取扱説明書が含まれている。各実習課題セットフォルダには以下が格納されている。

    • 説明用のテキストファイル(.pdf)
    • シミュレーターのプログラムフォルダ
    • 実行ファイル(.exe)
  • 著者一覧:

    • 野間 昭典(立命館大学バイオシミュレーション研究センター)
    • 天野 晃(立命館大学生命科学部生命情報学科)
    • 竹内 綾子(福井大学医学部医学科)
    • 竹田 有加里(立命館大学生命科学部生命情報学科)
    • 車 采映(立命館大学バイオシミュレーション研究センター)
    • 姫野 友紀子(立命館大学生命科学部生命情報学科)
    • 松岡 達(福井大学医学部医学科)
    • 吉元 英一(株式会社知能情報システム)
    • Trevor Powell(Department of Pharmacology, University of Oxford)
  • 立命館大学:

    e-Heart プロジェクトチームメンバー (立命館大学)

    • 生命科学部 教授
      野間 昭典(写真後列右)
    • 生命科学部 教授
      天野 晃(写真後列左)
    • 生命科学部 助教
      姫野 友紀子(写真前列左)
    • 生命科学部 特任助教
      竹田 有加里(写真前列右)
  • 株式会社知能情報システム:

    e-Heart プロジェクトチームメンバー (株式会社知能情報システム)

    • 研究開発部
      システムエンジニア
      (生命科学系)
      吉元 英一

NEWS

2019年6月20日
肺静脈心筋細胞モデルの論文 (Mechanisms Underlying Spontaneous Action Potential Generation Induced by Catecholamine in Pulmonary Vein Cardiomyocytes: A Simulation Study) が受理されました。ダウンロードページから論文やモデルのダウンロードが可能です。
2019年2月6日
シンポジウムページに第 7 回 e-Heart シンポジウムのお知らせを掲載しました。
2018年8月29日
ダウンロードページにて公開中の、e-Heart の解説書とモデル (第 5 回) を更新しました。
2018年6月25日
ダウンロードページにて、日本生理学雑誌 【LECTURES】 コーナーにて掲載中の e-Heart の解説書とモデル (第 5 回) を公開しました。
2018年2月28日
ダウンロードページにて、日本生理学雑誌 【LECTURES】 コーナーにて掲載中の e-Heart の解説書とモデル (第 4 回) を公開しました。
2018年1月19日
ダウンロードページにて、日本生理学雑誌 【LECTURES】 コーナーにて掲載中の e-Heart の解説書とモデル (第 3 回) を公開しました。
2017年11月21日
ダウンロードページへ、第 110 回 近畿生理学談話会 『ヒト心室筋細胞モデルの心筋生理学教材への応用』の発表資料をアップロードしました。
2017年10月23日
DVD 版 e-Heart の出版について掲載しました。
2017年10月10日
ダウンロードページにて、日本生理学雑誌 【EDUCATION】 コーナーにて掲載中の e-Heart の解説書とモデル (第 1 回、第 2 回) を公開しました。
2017年8月22日
ダウンロードページの HuVEC モデル (HuVECIII) を更新しました。
2017年8月4日
シンポジウムページへ e-Heart 出版記念ワークショップのポスターをアップロードしました。
2017年7月13日
ダウンロードページの HuVEC モデル (HuVECIII) を更新しました。
2017年6月26日
シンポジウムページの e-Heart 出版記念ワークショップのプログラムを更新しました。
2017年4月17日
当研究センターより、投稿論文 “Regulation of the glucose supply from capillary to tissue examined by developing a capillary model” が科学雑誌 Journal of Physiological Sciences に受理されました。論文に発表した毛細血管モデルのソースコードはダウンロードページからダウンロードできます。
2017年4月17日
心筋細胞フィジオーム理解のための電子教科書 “e-Heart” が出版されました。詳細はこちらの PDF ファイルをご覧ください。
2017年4月17日
シンポジウムページに e-Heart 出版記念ワークショップのお知らせを掲載しました。
2016年8月9日
シンポジウムページに韓国で開催される第 5 回 e-Heart ワークショップのポスターを掲載しました。
2016年5月19日
シンポジウムページに韓国で開催される第 4 回 e-Heart ワークショップの概要を掲載しました。
2015年8月19日
シンポジウムページの第 3 回 e-Heart シンポジウム、数理生体機能モデルサマースクールの概要を更新しました。
2015年7月16日
シンポジウムページに第 3 回 e-Heart シンポジウム、数理生体機能モデルサマースクールの概要を掲載しました。詳細につきましては確定次第当 HP 上でご案内します。
2015年6月17日
当研究センターより、投稿論文「 A human ventricular myocyte model with refined representation of excitation-contraction coupling 」が科学雑誌 Biophysical Journal に受理されました。論文に発表したヒト心室筋細胞モデル( HuVEC2 )のソースコードはダウンロードページからダウンロードできます。
2014年9月9日
当研究室より、投稿論文「 EAD and DAD mechanisms analyzed by developing a new human ventricular cell model 」が科学雑誌 Progress in Biophysics and Molecular Biology に受理されました。論文に発表したヒト心室筋細胞モデル( HuVEC1 )のソースコードはダウンロードページからダウンロードできます。